西川克己さんの絵画

昨年、西川克己さんの個展に出かけて、

一瞬で、その作品の魅力の虜になってしまった私。

 

絵画の事は何も知らなかったのですが、

人気画家の作品は、個展が始まってすぐに

完売してしまうのですね。

 

どうしても欲しくて、

今回ご縁をいただく事ができました。

 

 

 

もうね、写真じゃ全然伝わらないのですが、

とっても繊細で、可愛くて、幸せな絵なのです。

 

 

玄関に飾って、

朝に夕に、じっと眺めています。

 

この絵の題名は

『今日の楽しみ』

なんだか、ほっこり温かい気持ちになる絵です。

たくさんの人に見てほしいなあ。

 

今日から玄関のドアを開けると、

この絵が最初にお迎えします。

お教室にお越し下さる皆様に

『今日の楽しみ』がひとつ増えますように。

 

西川克己さんのインスタはこちら

 

 

黄金トマト『Tiarlum』

料理王国主催 料理講習イベント

 

 

今回の食材は

イタリアの黄金トマト『ティアラム』。

 

黄色いトマト『ダッテリーニ』は

教室でも何度か使っていますが、

こちらは初めて目にしました。

 

 

黄金のトマトというだけあって、

本当にオレンジと赤の中間色。

南イタリアの太陽をイメージするような、

鮮やかな黄金色のトマトです。

 

 

『クリマディトスカーナ』の佐藤シェフによる、

使用例のデモンストレーション。

 

 

確かに、普通のトマトにはない、

まろやかで濃厚な甘みとコクがあり、

ほとんど手を加えなくても、色々なアレンジが

出来そうな、万能トマトでした。

 

これは、お教室でも紹介したい!!

 

輸入元の三井物産の担当者が、

現地でこのトマトを食べて、「これだ!」と

惚れ込んで日本に連れて帰ってきたというだけあって、

かなり、『旨さのインパクト』があるトマトです。

 

インパクト。といえば、

 

レジュメに書かれていた

三井物産の担当部署名も、ちょっと衝撃

 

『三井物産株式会社

ニュートリション・アグリカルチャー本部

アグリサイエンス事業部種子事業室』

 

世界中の美味しい食物の種を探しているのかな。

いいなあ。こんな仕事

 

発酵フレンチ

ここ数年、料理界で注目のワードは

     『発酵』

 

もともと日本食文化と結びつきが強い

発酵食品。旨味や栄養素を引き出し、

腸内環境を整える『腸活』という言葉が

定着して、益々、発酵食が見直されています。

 

健康やアンチエイジングのための

スーパーフードとしても、改めて注目され、

和食だけでなく、寿司もラーメンもスイーツも

『発酵』をキーワードにして

組み立てている商品が数多くあります。

 

そしてフレンチも。

 

 

『ACiD brianza』アシッド・ブリアンツァ

 

店名のACiDは英語で「酸」を意味し、

発酵の酸をベースにしたフレンチのお店です。

 

 

コペンハーゲンの一流店で

研鑽を積まれた若手シェフによる

発酵技術を駆使した

『フレンチ×ノルディック』

 

もう興味深々!!

最初に渡されたメニューがこちら↓

見ただけで、わくわくします。

 

 

 

どれも、緻密に計算されている料理でした。

 

 

 

 

すごい。

素材の分析力と構成と表現方法。

絶対、シェフは理系に違いない!!

公文で、どんどん進んじゃうタイプだよ。

化学式とか何の疑問もなく納得した人だよ。

個人的に好きなタイプだ。(迷惑な妄想)

 

 

 

そして料理に合わせてペアリングされる

アルコールが8杯。

8杯って、多いですよね?!

ワインだけでなく、途中に日本酒なんかも

入っていたから、しっかり酔います。

いやー。楽しいな(ただの酔っ払い)

 

精密な計算をして組み立てている料理なので、

しっかり頭を使って食べたい料理なのですが、

もう、すっかり酔っているので、

「すごいな。この酸味」

「どうやって出すんだろ。この甘み』

と1皿1皿に、唸るものの、

深く推考する事もなく、美味しく完食。

 

その後、シェフがいらして、丁寧に説明して

下さったのですが、

『先生の説明に、うなずいているだけで

本当は何も分かっていない生徒』

というお芝居が、

店の一角で繰り広げられている風

 

先生、もういちど補講のチャンスを下さい!

 

今度は、お酒を控えめにして、

しっかり美味しさを解読したいと思います!

 

『美味しい』の難易度は

どこまでも深く掘り下げられるという事だけは

理解し、再問を決めた夜でした。

 

 

 

お料理教室3月のレッスン

今月のお料理教室でご紹介したメニュー

 

 

はまぐりの洋風茶碗蒸し

蛸のリゾット

豚肩肉のロースト フレンチフライドポテト

サバラン

 

今月も先月に引き続き、数年ぶりの

生徒さんがお越し下さったり、

インスタをずっと見て下さっていた方が

お問合せを下さったり、

嬉しい再会や、嬉しい出会いが沢山あった

1か月でした。

そして、10年以上通って下さっている

生徒さんのいつもの笑顔にも沢山の幸せを

いただきました。

 

皆さま、いつもありがとうございます。

 

来月も、春爛漫レシピをご用意して

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

お料理教室『ラ・ネージュグラッセ』の

お問い合わせはこちらからどうぞ。

包丁のサビ取り

 

 

先日、築地で『魚のさばき方講座』を

受講して来ました。

最近は、お店で三枚おろしをお願いする事が

多くなって、手際が悪くなっていたので、

改めて講習を受けて学び直しました。

 

 

獲れたての魚を、たっぷり捌き、

なめろうや、フライに下ごしらえして、

持ち帰れるプラン!

この日は、ほとんど料理関係者しかいなかったのですが、

築地では、初心者向けの魚捌き講座も

定期的に開催しているようなので、興味のある方は

調べてみると良いと思います。

 

帰り道、築地を回って、包丁の『有次』で

いいもの発見

 

 

 

包丁のサビ落としに『サビトール』!!

 

有次の包丁は、よく切れるのですが、

錆びるのが難点。

手入れがちょと面倒なのよねーと

思っていましたが、こんなにいい物があるなんて!

 

 

こうやって、消しゴムのように、

サビの部分をこするだけ。

こんなのあるなら、早く言ってよーって

思ったのですが、これ皆持っているのかな??

最初に包丁とセットにして販売してほしいわ。

 

『サビトール』はネットでも購入できます。

包丁の刃の部分をこすると切れなくなってしまうので、

気を付けて下さいね。

 

 

ひとりフレンチを楽しめるお店

私は、寿司でも天ぷらでも、

ひとりで行くことに、あまり抵抗がないのですが、

やっぱり、1人だと行きにくいのは、フレンチ。

滞在時間が長く、間が持たないのです。

 

でも、最近は1人でもふらりと行ける

フレンチの店が増えました。

 

こちらも、ひとりフレンチにぴったりなお店

 

 

銀座 『レフ アオキ』

 

シェフは、あの有名な銀座の『鮨 青木』の

大将の弟さん。

長年、フランスの厨房で腕を振るい、

2006年にご自身の店をパリに出店し、

2019年にフランスから帰国して、このお店を

オープンさせたという、骨太な経歴の持ち主。

 

 

カウンタ―のみの、シンプルな店内は、

目の前でシェフが作る料理の工程も楽しめて、

ひとりでも、間がもたないという事もありません。

 

 

そして、出てくる料理が素晴らしい。

基本のフレンチを、がっつり旨くした料理。

素朴で奥深い、王道のフランス料理です。

 

 

料理が出てくるテンポも良いし、

話をしない分、料理の味に集中するので、

じっくり味わい尽くすことができます。

 

 

 

「ひとりでフレンチは敷居が高い」

という人も、是非勇気を出して、

扉を開けてみてください。

じっくり美味しい時間を堪能できます。

 

人気店なので、おひとりさまでも、

予約を忘れずに!

 

食材の切口で。

ピーマンを切った時、

 

このヘタの部分、どうしてますか?

「捨てちゃう」っていう人、

意外と多いのではないでしょうか。

 

ここね、手でくりっと回すと、

 

 

 

 

簡単にはずれるのです。

あとは、千切りでもみじん切りでも。

そのまま使ってもお花みたいで可愛い

 

というネタを、次男が提供してくれました。

ブログを書き始めた頃は赤ちゃんだった次男も

今年から高校生。

とにかく食べる事が大好きで、

学校から帰ると、まず台所のパトロール。

美味しい物は、即連行。

 

ピーマンのネタが気に入ったので、

「他にもなんかないの?」と聞いたら、

ちょうど、台所で切っていた小松菜を見つけて、

「これやん」

 

 

 

 

小松菜??

「これ、お野菜スタンプ教室でヒーローになれるやつ」

お野菜スタンプ教室??

 

 

「これ。これ持って行ったら圧勝だから」

 

おお。

確かに、改めて良く見ると、

小松菜のヘタの断面って美しい

へー。

ちょっとスタンプしてみよっと。(暇?)

 

 

 

わぁ

想像以上に美しいじゃない!!

これは、お野菜スタンプ教室に持たせたい!!

 

で、

お野菜スタンプ教室って、なに?

 

 

私の好きな天ぷら屋さん

今まで食べた天ぷらで

特に印象に残っているのは、

京橋の『深町』

銀座の『近藤』

麻布十番の『よこ田』

八丁堀の『小野』

 

このあたりがすぐに思い浮かぶし、

どこも美味しいと思うのだけど、

私の中のベスト1は、なんといっても、

『山の上ホテル』の

『てんぷら 山の上』

 

ここの天ぷらは、本当に好き

25年以上前に、初めてこちらで天ぷらを食べて、

とんでもない美味しさに

「うわ、ごめんなさい」

と、とんちんかんな言葉を発した覚えがあります。

バグった。ってやつですね。

それぐらい美味しかった。

まあ、若かったし、ちゃんとした天ぷらを

食べたことなかったというのもあると思います。

 

でも、やっぱり今でも、

こちらの天ぷらは、私にとってのベスト1

 

 

 

いつでも期待を裏切らない

職人さんの技術。

 

 

 

最初の海老を噛みしめるたび、

幸せを感じます。

 

 

 

こちらの名物の

『さつまいもの天ぷら』

30分位かけて揚げるので、外はかりっと

中はほっこり甘くて、高級焼き芋のよう。

 

最近は1人では食べきれないので、

2人でシェアしていただきます。

 

ホテルのあるお茶の水という場所柄か、

お客さんも文豪とか教授とか、

そんなアカデミックな気配を連想させる、

落ち着いた雰囲気が漂っています。

 

古き良き物語のあるホテルの中で、

その名前を冠した

『天ぷら 山の上』

私自身の思い出もつまったお店です。

 

 

 

 

 

世界ワースト料理100

世界の料理を紹介するサイト

「Taste Atlas」が発表した

『世界ワースト料理100』

 

日本からは

「ナポリタン」と「雷おこし」

がランクイン。ちょっと意外

 

たぶん

「茹ですぎパスタ」と「甘い米」

が選ばれた原因だと推測するけど、

だったら

「おはぎ」を選んでくれなきゃ!!

「甘い米」と「甘い豆」という、

外人からすると「そりゃないわ」の

W困惑料理のはず。

私は大好物ですが。

 

 

ワースト43位に入ったのコロンビアの

『ホミガ・クロナ』

蟻のフライですが、これは以前

コロンビア大使館で、ご馳走になった事があります。

大使館の料理長が腕によりをかけて、

「コロンビアの大切なたんぱく源のひとつです」

と、素敵なお皿に盛り付けて下さいました。

他のお客様は

「無理です」「結構です」と

お断りしている中で、

ポリポリと食べている私を、唖然と見ていました。

私は好きですが。何か?

 

ワースト料理100の中に

「私は好きですが」の料理が何品も入っていて、

え?え? 私がおかしいのかしら??

皆さんも、ご興味があれば、こちらからどうぞ

 

さて、今日のランチはナポリタンにしよっと

日本のナポリタンも、

美味しく進化しているのですわよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『料理王国』企画「シェフ×料理家」

雑誌『料理王国』による

「料理王国アカデミーサロン」は

トップシェフから、テーマ食材の料理法を学び、

料理家が同じ食材を使って、レシピを考えるという

「シェフ×料理家」の連載企画。

 

料理に携わる者にとって、憧れの雑誌に、

有難くも今回、お声がけをいただき、

東京ミッドタウンの『フィリップミル東京』の

中村哲也シェフにご教授いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーマは、

カルフォルニアグレープフルーツ

 

一流レストランの厨房に入って、

その場でシェフに教えていただける体験は

とても貴重な機会です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルーオマールに、

たっぷりのキャビア。

使う食材も超一流です。

 

そして、中村シェフの料理に向き合う姿勢と、

出し惜しみのない、真摯なお人柄にも魅了されました。

厨房は美味しいものを生み出す神聖な場所。

ピンと張った空気の中、

やわらかく柔軟なシェフの発想と技術で、

歓声の上がる料理が完成します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事中だけど、

頭の中は、次に来る時はお客さんとして、

ワインと一緒にこの料理を食べている空想で

いっぱいになる

ごくり

 

その前に、レシピ考えなきゃだよ

 

 

お店もエレガントで、駅直結のアクセスも良好。

『フィリップミル東京』はひらまつ系列なので、

当然ワインもリストもすごいのでしょうね。

これからの季節は、広いガーテンテラスも素敵です。

 

私は、カルフォルニアグレープフルーツを

たっぷり使ったデザートを

雑誌紙面上でご紹介しようと思っています。

 

 

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#料理王国アカデミー