今日がある。
当たり前だと思っていた事が、
これほど有難いと感じたことはありません。
引き続き、被災地では厳しい状況が続いています。
横浜でも『計画停電』の発表があり、
暗い所を極端に怖がる長男に、
「地震があった場所に、電気を分けてあげるために、
みんなで、協力して電気を止めるのよ」
と、事前に説明をしました。
結局、停電がなかったことで、混乱もあったようですが、
被災者の事を考えたら、不安や不便など、
口にすることは、できません。
経験のない事態に、前線にいる人々は、
必死に積み上がった課題に
向き合い、対処しているのです。
祈ることしかできない私たちは、
せめて、協力を求められたことを、
従容と受け入れるだけです。
被災地で、黙って給水車の前に並ぶ人々の強さに、
日本人であることの誇りと勇気を与えられたのは、
私だけではないと思います。
どうか、1人でも多くの命が助かりますように。