こんな日のプ・ロ・ポ

クリスマスの夜に、次男が喘息の発作で緊急入院をしてから、
今も、夫婦で24時間の付き添い看護中。
というより、24時間監視中。
2歳の次男は、点滴と酸素マスクをいやがり、
ベッドの中で、暴れ周り、管をひっぱり、マスクを投げつけ、
それを、抑える。というか、押さえる。押さえ続ける。
この作業は、看護師さんの仕事ではないらしいがく縲怐i落胆した顔)
「頑張りましょう」
これはどうやら、息子にではなく、私に向けられた言葉と
分かった頃には、身体中筋肉痛で、息が荒いダッシュ(走り出すさま)
「私にも、酸素マスク下さい」手(パー)
と本気で頼もうかと思ったくらい。
なんで、喘息で発作を起こしている2歳児がこんなに力がでるのかexclamation&question どうにかしてー(長音記号1)
  と、思っていると、ぴたっと動きが止まり、
       しーーーーーん
     何? なに、なにexclamation&question 
       ガタン、ガタン、ガタン
  遠くで、看護師さんが台車を押す音が・・・・
    そうすると、今度は更にボリュームアップして、
「ごはん!ごはん!ごはん!
      ちょーだぁーーーい!!」

あれは、配膳の台車の音じゃないのよふらふら
もちろん、そんな説明は通用しない。
「ごはんー!あめー、ないの、かえるーー!」
(訳)「ご飯か飴がないなら、帰ります」
    いちばん帰りたいのは私ですちっ(怒った顔)
もしかして、お正月もこのまま、ここで迎えるのかと
思うと、ちょと気が滅入りますが・・・
でも、病院でいる時間が長くなると、
健康でいられる事のほうが、むしろ奇跡に近いのではないかと
思えてきます。
だから、普段の健康にもっと感謝しなくてはいけないのだと。
あたりまえの毎日は、実はとても貴重で有難い毎日だということ。
きっと今も世界中で沢山の子供達が辛い思いをして
頑張っているのだなあと思うと、少し涙が出そうになりました。
うちの、食いしん坊次郎(仮名)は、昨日から、
食事を6歳児用にしてもらい、
少し、機嫌を直し、元気になりつつあります。
病院へは主人と交代で出掛けているのですが、
買い物をする時間もなく、
こういう時に限って、カレーのルーもなく、
自宅にあるのは、鶏1羽。と野菜。
でも、こういう時こそ、ちゃんと家庭で火を入れたものが
食べたくなるのです。
コンビニのお弁当じゃ、心も身体も元気になれないから。
そういえば、近くに住んでいるママ友から、
とても美味しい、お葱をいただいたんだるんるん
こんな日は、鶏1羽と、グローブを刺した玉ねぎと、
美味しい葱と、残りの野菜を火かけて、
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鶏のポトフ 『プ・ロ・ポ』
カレーより手がかからず、胡椒の粒とローリエを入れておけば、
勝手に美味しく出来上がり。
DSCN1264.JPG
岩塩や、マスタードで食べます。
温まるし、元気になります。
翌朝に帰ってきたら、このスープに玉子を入れて、
おじやにしよう。
今年は、最後まで慌しい1年でした。
でも、とても素晴らしい年でした。
私と一緒に走り続けてくれた、小さな子供達。
どんな時も、私を見守り応援してくれた主人。
陰で支え続けてくれた両親。
そして、この1年お世話になった、沢山の方々に、
心から、感謝しています。
皆様、どうぞ健康に留意され、よいお年をお迎え下さい。
また、来年もよろしくお願い致します。