Maison KEI@御殿場

『メゾンケイ』がオープンした2021年から

「行きたい行きたい」とずっと言っていたのですが、

予約は、そう簡単には取れず、

先日、料理研究家のいづみさんが、

数か月前の予約開始時間ぴったりに電話をして、

強運パワーを使って押さえてくれました。

念願のメゾンケイ!! 嬉しいっ

いづみさん、ありがとう!!

 

 

本当は富士山が見える最高のロケーションですが、

この日は生憎の雨。

それでも、大きな窓から見渡す風景は、

『旅』の印象を与える長閑なもの。

 

 

私が思っていたより、カジュアル感のある店内。

スタッフの方も気さくな感じです。

 

アミューズとシャンパンが置かれた

始まりのこの瞬間がいつも、

コンサートのオープニングのように、

ワクワクするのです。

 

 

 

音楽を奏でるように、滑らかな味わいの

料理が、次々に登場。

 

 

こちらは有名なスペシャリテ。

どんな味か食べてみたかったのー!!

『庭園風季節のサラダ』というこの料理。

ふわふわのレモンの泡の他に、数種類のソースが

混ぜ合わさって、ヴィネグレットになり、野菜に

絡まる仕掛け。

 

ケイシェフは、雑誌のインタビューで

「僕は、見て何だか分からないミステリアスな料理を

作るのが好き」とおっしゃっていましたが、

確かに、「これがこうなるのねー」と驚きの1皿。

 

 

フレンチのブイヨンで食べるアワビが大好き。

とびきり新鮮でやわらかいエゾアワビでした。

 

 

お肉は鴨のロティ。

ソースをテーブルでかける演出は、

レストランによっては、スプーンの持ち方にも

すごくこだわっている事に最近気が付きました。

今度、ソースをかけてもらう時は、

手元に注目してみて

 

 

今回、とても印象に残ったのは、この

『シェーブルチーズのムース』

カンテサンスの『オリーブオイルのムース』

を思い出すような1品でした。

最後のオイルの利かせ方が素晴らしい。

おかわりしたくなるー

 

 

デザートも美しい。

これだけの見た目の華やかさを保ちつつ、

味は繊細なのです。

そして組み立て方が斬新。

 

 

クッキーはシンプルですが、

「どうやって作るとこうなるの?」

という美味しさ。

 

美味しい余韻に浸りたくて、

富士山の見えるホテルに泊まったのですが、

お天気が悪くて、ここでも富士山は見れずでした。

 

 

アクセスとしては、車がないと行けない場所ですが、

お酒が飲めなくなっちゃうので、

御殿場アウトレットに直行バスで行って、

そこからタクシーがおすすめ。

買い物も楽しめるしね。

 

最近は、一時より予約が取りやすくなっているそうですが、

まだまだ思い立ってすぐ行ける状況ではなさそう。

早めに『おいしい計画』を立てて、

指折り数えるのも、お楽しみです