自宅で挑戦!魚の捌き方をステップバイステップで解説

料理初心者から中級者の方で、魚料理のスキルアップを目指している方必見!この記事では、自宅で新鮮な魚を上手に捌く方法と、美味しく調理するコツを詳しくご紹介します。

初めての魚さばきに挑戦する際は、少し勇気がいるかもしれません。
でも大丈夫!基本的な手順とポイントを押さえれば、失敗知らずの魚料理が楽しめますよ。
一緒に学んでいきましょう!

 

□魚の三枚おろし入門:基本の捌き方

 

魚の三枚おろしは、料理の基本中の基本。
今回は定番のアジを例に、初心者でもできる捌き方を詳しく解説します。
あわせて、必要な道具の使い方もチェックしておきましょう。

 

1:包丁選びのポイント

・出刃包丁がおすすめ。
厚みと重さがあり、頭や骨も切りやすい
・片刃なので身がくっつきにくく、きれいにさばける
・万能の三徳包丁でも代用可能

 

2:三枚おろしの手順

①うろこを取る(尾から頭に向かってこそげ取る)
②ぜいご(尾側の硬いとげ状のうろこ)を取る
③頭を切り落とす(胸びれと腹びれの後ろから斜めに包丁を入れる)
④内臓を取り除く(腹側を切り開き、こそげ出す)
⑤血合い(背身と腹身の間の赤黒い部分)を取る
⑥腹骨に沿って包丁を入れ、背骨まで切り進める
⑦背骨に沿って包丁を入れ、身を外す
⑧裏側の身も同様に外し、完成!

 

3:ポイント

・うろこ取りは丁寧に。
背びれ周りの細かいうろこにも注意
・内臓を傷つけないよう、慎重に切る
・血合いは苦みの原因になるので、しっかり取り除く

 

□初めてでも失敗しない魚の捌き方

 

魚を捌く時は、いくつかのコツを押さえておくことが大切です。
食材の扱い方や衛生面での注意点もあわせてチェックし、失敗知らずの魚料理を目指しましょう!

 

1:右手と左手の役割を意識する

・右手で包丁を持ち、左手で魚を固定するのが基本
・左手は親指と人差し指で魚を挟み、残りの指を添えて安定させる

 

2:身を無駄にしないよう、丁寧に骨を外す

・背骨に沿って包丁を入れる時は、骨に平行に刃を進める
・腹骨は薄く、身を残さないようすくい取る

 

3:衛生面での注意点

・生魚を触る前後は、手をよく洗う
・使った包丁やまな板は、熱湯や漂白剤で除菌する
・さばいた身は清潔なバットに置き、ラップをして冷蔵する

 

4:その他のポイント

・うろこ取りは背びれ→腹びれ→尾びれの順に行う
・血合い除去は、膜に切り込みを入れてからこそげ取る
・身は冷えているうちにスライスするときれいに切れる

 

□まとめ

 

魚のさばき方、いかがでしたか?基本の三枚おろしから、失敗しないコツまで詳しくご紹介しました。

要点をおさらいすると、まずは出刃包丁など適した道具を用意すること。
そして手順に沿って、うろこ取り→内臓除去→三枚おろしと進めていきます。

また、右手と左手の役割を意識し、骨に沿って丁寧に身を外すことがきれいにさばくコツ。
衛生面にも気を付けて、安全においしい魚料理を楽しんでくださいね。

これであなたも魚のプロ。
ぜひ実践してみてください。