せっかく作った料理やお菓子が、ダマになってしまった経験はありませんか。
小麦粉のダマは、見た目だけでなく、食感も悪くなってしまい、せっかくの料理やお菓子の味を損なってしまう原因になります。
この記事では、小麦粉のダマができる原因と、それを防ぐための対策を解説していきます。
□小麦粉がダマになったら?どんな時になる?
小麦粉がダマになったらどうすれば良いのでしょうか。
小麦粉がダマになるのは、保管状態や使用状況によって発生します。
1: 重いものの下敷きになったとき
小麦粉の入った袋が、重いものの下敷きになっていると、圧力によって小麦粉同士がくっつき、ダマになりやすくなります。
2: 湿度の高い場所に保管されたとき
湿度の高い場所に保管された小麦粉は、水分を吸収しやすく、ダマができやすくなります。
3: 小麦粉の種類
小麦粉の種類によっても、ダマになりやすさが異なります。
例えば、薄力粉は強力粉よりも粒子が細かいので、ダマになりやすい傾向があります。
□ダマを防ぐための4つのポイント
小麦粉のダマを防ぐためには、粉同士がくっつかないようにすることが重要です。
1: 粉類をふるいにかける
小麦粉などの粉類は、使う前に必ずふるいにかけてください。
ふるいにかけることで、粉同士が分離され、空気を含むので、ダマを防ぐ効果があります。
2: 油脂分でコーティングしてから混ぜる
ホワイトソースやケーキ生地など、油脂分を含む料理を作る際は、小麦粉と油脂分を混ぜてから、水分を加えるようにしましょう。
油脂分で小麦粉をコーティングすることで、水分が直接小麦粉に届くのを防ぎ、ダマになるのを防ぎます。
3: 粉類を少しずつ混ぜる
小麦粉を混ぜる際は、一度に全て入れるのではなく、少しずつ加えながら混ぜるようにしましょう。
特に、油脂分の少ない生地や、水分が多い生地は、ダマになりやすいので注意が必要です。
4: 粘りが出る温度を避けて混ぜる
片栗粉や葛粉など、水溶きして使う粉類は、冷たい水で溶いてから、熱湯や熱いスープに加えるようにしましょう。
熱い状態に直接加えると、粉が一気に固まってダマになりやすいので注意が必要です。
□まとめ
この記事では、小麦粉のダマができる原因と、それを防ぐためのポイントを解説しました。
ダマを防ぐためには、粉同士がくっつかないように、粉類をふるいにかける、油脂分でコーティングする、少しずつ混ぜる、粘りが出る温度を避ける、などの工夫が必要です。