コクトーが愛した港街
ヴィル・フランシュ・シュル・メール
港に佇むサン・ピエール礼拝堂にも、
全面にコクトーの装飾が施されています。
この町も、素朴でゆったりした時間が流れていました。
適当にシャッターを押しても、
それらしい雰囲気になる町並み。
夏の名残を惜しむように、ビーチで日光浴をする人々。
こんなところで、のどかに暮らす人々の人生というのも、
あるのだなあと、しみじみと思います。
この町での、一番の目的は、
『ブイヤベース』
ブイヤベースといえば、マルセイユが有名ですが、
観光客用に冷凍の魚を使っている店が多く、
実際は、あまり美味しいお店がないと聞きます。
もともとは、売れ残った小魚類を、ごった煮 にして、
食べていただけ。という料理ともいえないような食べ物を、
世界中の人が食べに来るようになり、
最初は現地の人が、びっくりしたんじゃないかなー。
日本でも、オリンピックに向けて、
魚汁専門店とかつくれば、大繁盛じゃない?
(もうある?)
で、話をもどして、
今回、ここラ・メール・ジェルメールに、
フランスの中でも指折りの絶品ブイヤベースがあると聞いて
やって来ました。
『La Mere Germaine』
ここ、私が頭の中でイメージしていた絶品ブイヤベースの
味を超えていました。ものすごく美味しいです!!
ブイヤベースというより、魚料理?
というふうに、見えますが、
食べてる途中から、
お店の人が、どんどんスープを足しに来てくれます
前菜やサラダも食べているので、
もうお腹いっぱいなのですが、
止まらない、止まらない、止まらない
動けなくなるまで食べました。
ああ、来てよかった。
美味しいブイヤベースの味、記憶に留めました。
明日は、憧れていたエズ村のホテルについて書きます。