ニースからバスで1時間程移動すると、
中世の雰囲気漂う美しい村、
サン・ポール・ヴァンスに着きます。
多くの芸術家が愛した街ということで、
城壁の中には、シャガールのお墓もありました。
細い道の両側には、16~17世紀に建てられた家々が並び、
小さな路地に入ると、中世にタイムトリップしたように
感じます。
この日のメインの食事は、
サン・ポール・ヴァンスの絶景を食す@アランロルカ
村から出て、バスに乗り、お目当てのレストランに到着。
こちらのレストラン、ミシュランの1星です。
まずは、この風景が素晴らしい。
村の全景を見ながら、ゆっくりと食事ができます。
ここに座っただけで、来た価値があると思いました。
1つ星といっても、
これだけのロケーションなので、味はあまり期待して
いなかったのですが、かなりレベルの高い料理でした。
私としては、2つ星でもいいんじゃない?!って
思えるほど。
生牡蛎の前菜は、下に青林檎のソルベ、
上には牡蛎のジュで作った泡。
もう、辛口のシャンパンにめちゃくちゃ合う![](http://blog.seesaa.jp/images_g/1/20.gif)
![](http://blog.seesaa.jp/images_g/1/20.gif)
フレッシュフォアグラのソテーには、
イチジクを付け合わせに。
サフランの香りがほんのり漂う魚料理。
車がないと、ちょっと行きづらい場所ですが、
来る価値ありのレストランです。
ご挨拶にいらして下さったシェフも、
すごくカッコよくて、美味しいものを生み出すオーラに
溢れています。
「フランス料理が好きで、日本でも作ってる」
と言ったら、笑顔で「じゃあ写真を一緒に撮ろう」と
バルコニーに出てくれて、とてもフレンドリー。
本当に素敵なレストランでした。
村から歩いて来ることもできますが、
ニースへ向かうバスに乗ると5分くらいです。
バスは1時間に1本くらいしかないから、飲みすぎて
乗り遅れないように、しっかり時刻表を確認して下さい。
明日は、ヴィルフランシュ・シュル・メールでの、
絶品ブイヤベースのご紹介をします。