ニースからバスで1時間程移動すると、
中世の雰囲気漂う美しい村、
サン・ポール・ヴァンスに着きます。
多くの芸術家が愛した街ということで、
城壁の中には、シャガールのお墓もありました。
細い道の両側には、16~17世紀に建てられた家々が並び、
小さな路地に入ると、中世にタイムトリップしたように
感じます。
この日のメインの食事は、
サン・ポール・ヴァンスの絶景を食す@アランロルカ
村から出て、バスに乗り、お目当てのレストランに到着。
こちらのレストラン、ミシュランの1星です。
まずは、この風景が素晴らしい。
村の全景を見ながら、ゆっくりと食事ができます。
ここに座っただけで、来た価値があると思いました。
1つ星といっても、
これだけのロケーションなので、味はあまり期待して
いなかったのですが、かなりレベルの高い料理でした。
私としては、2つ星でもいいんじゃない?!って
思えるほど。
生牡蛎の前菜は、下に青林檎のソルベ、
上には牡蛎のジュで作った泡。
もう、辛口のシャンパンにめちゃくちゃ合う

フレッシュフォアグラのソテーには、
イチジクを付け合わせに。
サフランの香りがほんのり漂う魚料理。
車がないと、ちょっと行きづらい場所ですが、
来る価値ありのレストランです。
ご挨拶にいらして下さったシェフも、
すごくカッコよくて、美味しいものを生み出すオーラに
溢れています。
「フランス料理が好きで、日本でも作ってる」
と言ったら、笑顔で「じゃあ写真を一緒に撮ろう」と
バルコニーに出てくれて、とてもフレンドリー。
本当に素敵なレストランでした。
村から歩いて来ることもできますが、
ニースへ向かうバスに乗ると5分くらいです。
バスは1時間に1本くらいしかないから、飲みすぎて
乗り遅れないように、しっかり時刻表を確認して下さい。
明日は、ヴィルフランシュ・シュル・メールでの、
絶品ブイヤベースのご紹介をします。