昨年、岐阜市とカイハウスのコラボイベントで、
料理を作ったご縁で、今回は
岐阜の土岐市を訪ね、新しいイベントの打ち合わせに
行ってきました。
今回は、岐阜の『美濃焼』がテーマ。
『美濃焼』と言っても、名前は聞いたことあるけど、
実際はどんなもの?
ということろから始まり、
実は、日本の食器のほとんどが、
ここ岐阜県で作られている。
知らなかったー
だから、どの家にも必ず1枚や2枚は
『美濃焼』の食器があるって事。
実際に、現地で焼き物を展示して頂きましたが、
織部や志野の伝統的なものから、ヨーロッパスタイル、
北欧スタイル、多種多様なものがあり、
特徴が1つに絞られていないのが特徴 竅・/div>
と、ざくっと素人解釈して懲、美濃焼巡りがスタート。
陶芸家さんたちの年代も様々で、
まずはこれからの打ち合わせ。
その後、窯元を案内していただきました。
『物づくり』の現場は、それぞれ職人さんの想いが
こもっていて、この工程を目にしたら、
日常に使っている器の見方も変わってくる。
こちらの窯元では、奥様がお昼を用意してくれていました。
工房の長机で、岐阜の食材、里芋の茎を煮た海苔巻きに、
取れたてのほうれん草。丼のお出汁も刺身のたれに絡んで、
もうどれも絶品!!
ああ、おもてなしって、こういうことなんだ。
奥様の
「なーんもないけど、食べちょって」
の笑顔と、ストーブの上のやかんの音と温もり。
私は、おもてなしのお料理を仕事にしているけど、
こんなに誰かを感動させられているだろうかと、
しみじみ思いました。
器に向かい合う陶芸家の眼差しも、
その器に盛られる、素朴な料理も、
とても「豊かさ」を感じるのです。
いいなあ。こういうの。
岐阜、いいことろです。