日本で、シェフに紹介していただいたカフェ
『La Cave Drout』
日本のガイドブックには載っていないお店です。
お客さんの半分は、毎日通ってくるような、近くのビジネスマン、
そして、あとは近所に住んでいる人がほとんどで、
観光客が訪れる事は少ないそうです。
場所はパリの中心、オペラから徒歩圏内。
どこの国でもそうですが、
地元客でにぎわうお店は、絶対に美味しいに決まってます。
お昼は、店内もフル回転の忙しさ。
日本から、予約していただいていたので、窓際のお席を
用意して下さっていました。
まず前菜は、ピレラードにポーチドエッグをのせたもの。
即、お教室のメニューに使えそうで、嬉しい
生ハムのアクセントがよかったです
魚料理は、アンコウ。
エマンセした、たっぷりの野菜が敷かれていて、こっくりしたソースが
アンコウの淡白な身に絡みフランスの魚料理の醍醐味が味わえます。
食感が柔らかく、一瞬、牛肉かと思うほど、癖のない仔羊。
付け合わせのドフィノアが濃厚!やっぱり生クリームが
美味しいからかしら?
デザートも、これくらいシンプルにしてくれると、嬉しい!
マルシェで食べたかったフルーツも沢山入っていて、ラッキー
バゲットを添えて、このお皿、毎朝食べたい!!
厨房には、4人のシェフがいて、1人は日本人で、もう20年以上
働いているそうです。
常連のパリジャン達は、自分達の通うお気に入りのランチが、
日本人の手によって、作られている事は知らないのだろうなあ。
シェフは
「同じ食材を工夫して、なるべくシンプルに作っている」
と、おっしゃっていましたが、
写真からは、伝わりにくいシンプルさは、食べると納得なのです。
スペシャルランチを、ごちそうさまでした