3年の改装期間を経て、
満を持して新装した銀座のフレンチ
『ロオジェ』
3つ星レストランの風格はそのままに、
店内はベージュの色彩でまとまられ、
『清潔感』が漂う空間に
当然、アミューズの1品1品からして完成度が高い。
続く料理はこんな感じで。
レストランは、昨年の12月に予約をしたのだけど、
週末のディナーの予約が取れたのは3カ月後。
新生ロオジェを、待ちわびていたグルマン達が
多い事がうかがわれます。
以前のロオジェに比べて、
照明がとても明るい
夜のグランメゾンにしては、明るすぎるのでは
とも思ったのだけど、
これは、料理の色や、盛り付けを、明るい照明の下で、
しっかりと見せたい、というシェフの想いを
反映させたものだそうです。
確かに、厨房ではライトの真下で盛り付けをするので、
そのまま、完璧な状態をお客様に見ていただきたいというのは、
当然の気持ちですね。
その効果なのか、
お客様も、料理をまじめに味わいたいという本気モードの方が
多かったような気がします。
確かに、女の子を口説くなら、
もう少し照明を落としたお店に連れて行くかもねー
「銀座には、そいういうフレンチ、沢山ありますから」
と、支配人は笑ってらっしゃいましたが、
最高級の料理店は、料理に対する真摯な姿勢が違います。
レストランは客層も、お店の評価に影響を与えてしまうので、
純粋に料理を愛する人が集う場所は、
おのずと、純粋な美食空間になるものなのです。
だとすると、
自分も、お食事に行く時には、
空間に合わせた心得が必要。ということですね。
『作ること』も『食べること』も日々精進
一流の味を堪能した夜でした