学生時代の仲間達との集まりで、
今回の幹事をしてくれた友人が
「たまにはいいよ。B級グルメ
」
と、行きつけのお店(かどうかは分からないけど)を、
予約してくれた。
初めて降りる『東新宿』の駅。
外は雨
風は冷たい![]()
その上、駅に降りてから、
お財布を自宅に忘れてる事に気付く![]()
暗くて、寒くて、怪しい路地の中で、
1円も持たずに、迷子になる![]()
携帯のGPSだけを頼りに、やっと着いたお店は、
『韓国焼肉店』であった。
元気のいい韓国人の店員さんが
「いらっっしゃませ!」![]()
と、出迎えてくれて、
「上着は、こちらへどうぞ!」![]()
と、差し出されたのは、
ゴミ袋?!
・・・え、この中にコート入れるんですか?!![]()
他のお客さんを見回すと、
誰も何も気にしていないようで、
グループごとに、コートや手荷物を、
どんどん詰め込み、店員さんに渡している。
パンパンに膨らんだゴミ袋の口を丸めて、
裏方へ運んでいく店員さんの後姿は、
どう見ても、
「燃えるゴミの日」の風景。
・・・・・すごいな、B級グルメ![]()
てか、すごいな歌舞伎町、なのか?!
まあ、気を取り直して、韓国焼肉 なのである。
豪快に肉が並べられ、
キムチや、にんにくが、ジュージューと焼け、
なんだか、見ているだけでスタミナがつきそうだ![]()
何よりも、
このお店を、守備範囲に入れている、
同級生の現役独身OLである友人が、勇ましかった。
美人で気取らない彼女は、学生時代と変わらず、
モテる。ずっとモテ期が続くから独身なのだ。
高級レストランで、上品な淑女を演じる事以上に、
B級グルメで、かっこいい女を演じる方が、
難易度が高いかもしれない。
いい女の定義は、実に奥深い。
・・・・と、思ったB級グルメの夜なのでした![]()

