週末の夜は、大学時代の友人達との集い。
場所は八丁堀で、よく『女子呑み特集』
というカテゴリーで取り上げられる
こちらのお店
『レトノ』
お料理もワインも手頃な値段で充実しているし、
店内も、いい感じで、ざわついていて、
まさに、女子会仕様のお店であった
前菜の生ハムの盛り合わせからして、
ビールが進むワインが進む
この日は、友人の恋愛話に花が咲く
夫の悪口でもなく、子供の愚痴でもなく、
恋愛の話だ
彼女は独身なので、ごく普通の流れで、恋愛話が、
日常の近況報告なのだが、
そのトキメキ・トークが、私にはとても新鮮であった。
新鮮すぎて、全くイメージが湧かないのだ。
『恋愛』そのものが、忘却の彼方にあり、
既に、鮮明に思い出す事が不可能になりつつある事に、
愕然とする
恋愛問題なんて、
「むかし習った『関数』ってどうやって解くんだっけ?」
みたいな曖昧さだ
そして、私の考え方って古い?保守的?
もしかして、今風の恋愛って全然違う感じ?!
と、妙な不安感さえ芽生える。
たぶん、それは彼女が同級生だからだ。
同級生の彼女が、学生時代と同じ笑顔で、
ときめいている姿に、
そして恋愛現役だという事実に、
『幸せ』の定義の明確さに、
ちょっとした動揺と感動を覚えたのだった。
幸せになってほしいな。と心から思う。
それにしても、
ワインと、恋愛話って、最高のマリアージュだね
楽しい時間をありがとう