朝起きて、お弁当を作りながら、
1日の予定の確認。
子供を幼稚園に送り、
戻って料理の撮影をして、
子供のリトミックの参観に出掛け、
企業様との定例会のため秋葉原へ。
その後、エクササイズに行き、
お教室用の材料の発注をして、
買い物をして、子供のお迎え。
おお1日の大まかな予定が、
パズルのように、ぴたっと合うと、
それだけで、気持ちいい
さあ、1日、頑張るぞ
と、思って幼稚園に向かうと、
長男が、教室でぐったり寝ている
「朝は、すごく元気で走り回ってたのですが、
10分前から、急に元気がなくなり、今、38.8度の熱があります」
という、先生の説明を聞きながら、
私の頭は、今日の予定で一杯だ
やられた
今日は、全くノーマークだった
だって、1時間前まで、あんなに元気だったのだ
担架のようなベットに寝ている長男に、
最初にかけた言葉が、
「ねえ、少ししたら、治るんじゃない?」
もちろん、なんの根拠もない。
心配より、願望が声になってしまう鬼母なのである。
力なく、首を横に振る長男。
そりゃそうだ。38.8度だもんな。
まず病院だ。午前の診療に間に合うか?
その後、2時間後に秋葉原に行くにはどうする
とりあえず、母の携帯に電話をする。
困った時の母頼み。
「今どこっ?」と喰らいつく私に、
「小田原よこれから、温泉にぃ、」
「じゃ、じゃあ、パパは?パパはどこ?」
「パパ。 隣にいるけど。」
・・・・あぁぁぁ
あと残されているのは97歳の祖母か。
インフルエンザの可能性がある子供を
預けて大丈夫だろうか
本気で考える、鬼孫である。
と、とにかく歩きながら、行動しながら考えよう。
あ
そうだ、うちにはもう一人子供がいるのだ。
その子はどうする?置いておくのか、連れて帰るのか?
インフルエンザだったら、置いては帰れない。
あぁぁぁ・・・
ぐったりしている長男を引きずり、
年少組の教室のドアを、
しゃーーーっと開けるやいなや、
「子供連れて帰りますっ」
と、ズカズカ入っていく私に、先生は、
「ど、どうぞ」と、子供を差し出す。
「やーだもん、お弁当食べてないもん。帰らないもん」
と言う次男を、先生から見えないように
ぐいぐい引っ張って連行し、
時計を見ると20分が経過。
だめだ。
今からじゃ、もうどこも手配できない。
「ねー、ねー、じゃあさ、お弁当はどこで食べるの?」
と言い続ける次男の声を聞きながら、
世の中の働く女性は、どうやってこの状況を
越えているのだろうと思う。
子供を育てながら働いている、
友人の顔、生徒さんの顔が浮かぶ。
それぞれの状況で、それぞれに頑張っている。
2日休んで、長男も元気になりました。
私も、今まで以上に頑張ります。