『ジョセフィーヌ』というドレッシングを知っていますか?
と、生徒さんから聞かれたのは、半年くらい前だったかしら?
紹介がないと購入できないという、ドレッシングは、
『幻のドレッシング』
として、しばらく話題になっていたらしい。
と言っても、
「実際に、お店に電話すれば買えるんじゃないの?」
と思った私は、早速問い合わせてみた。
「どなたの紹介ですか?」と聞かれ、
「誰からも紹介されてません」と答えると、
「お売りできません」
と、きっぱりと断られた
ある生徒さんのお友達は、毎日電話をかけて、
最後には、着信拒否されたらしい
かなり強気な販売方法である。
「売れない」と言われると、
ますます欲しくなるのが人間の心情。
ネットの情報は過熱し、
「一度食べたら止まらない激ウマドレッシング」
と、オークションされるほど、絶賛されている
ドレッシングって・・・
と、思っていたら、
ジャン
生徒さんが、1本送って下さりました
さあ、ブロッコリーを茹でて、
早速試食だあ
もぐもぐ もぐ もぐ
もぐ もぐもぐ
この味は、
何だっけ?
この味、知ってるなあ。
なんだっけ、なんだっけ?
うう、ダメだ。思い出せない
昔、食べたような。しばらく食べてないような。
そこへ、夫帰宅。
仕事で夕食を済ませた夫に、
たっぷりドレッシングをかけた、ブロッコリーを
差し出す。
「ねえ、何の味だっけ。これ」
「これは、ポテトチップスの味だな」
それだ!!
そうそう、ポテトチップスに、こういうフレーバーの味あるよねっ
そうか、だからみんな好きなのね。
だから、止まらなくなるのだ。
流行りの味覚を突き詰めると、面白いところへ、
突き当たる事がある。
これは、個人的な主観だが、そういうイマジネーションが、
「食べる」という行為をエンターテーメントに変える。
ちなみに、
ジョセフィーヌドレッシングには、
原料にポテトチップスが入っているわけではありません。
念のため