お正月が終わると、すぐに誕生日。
いくつになっても、誕生日は嬉しい![]()
過ぎゆく歳に、やるべき事はすべてやった。
そう思えれば、歳を重ねるのは、全然こわくない。
次にくる歳に、「さて、次はどんな出来事があるのか」
わくわくする自分でいたい。
と、いうことで、
誕生日のディナーは、やはり次の歳に向けて、
勢いがつくような、華やかな場所で過ごしたい。
そんな気持ちを叶えてくれる、
今年の『ハレの日レストラン』はこちら
レフェルヴェソンス
優雅で洗練された空間でいただくお料理は、
完全に日常と切り離された、魔法のひととき。
トリュフとビーツの香りに、
瞬間凍結されたグラニースミスのアクセント。
最初から、わくわくさせるスタートです。
2品目は、シェフのメッセージ付きの赤い箱!
これは、マクドナルドのアップルパイをイメージしているんですって!
中は、手長海老やフォアグラがパイ包みになっています。
シェフの遊び心が楽しい一皿。
3皿目は、牡蠣と舞茸のポアレ。
カリフラワーとブリーのソースの濃厚さと、
牡蠣のミルキーなジュが、口の中で一体化します。
4皿目は、このお店のスペシャリテ
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丸ごと4時間かけて火を入れた蕪のエミュルジョン。
運ばれてくると、蕪の甘い香りがします。
シェフの『技』ですね。毎日食べたい!
5皿目のお魚は、
富士川鱒の低温調理。
口の中で、ふんわりと優しく崩れるこの火入れは、
噛みしめる度に、幸せな気分に!
6皿目は、フォアグラのテリーヌ
花梨や、金柑と一緒に、ピンクペッパーが引きしまった味わい。
お店の照明で、ワインもライトアップされ、
きらきらと、煌めいていました。
7品目に、お口直しの飲み物。
カップの右側が冷たく、左側が温かい不思議な飲み物。
カップの上下で温度が違うというのは、よくありますが、
左右で温度と味が異なるスープは、初めての体験!
メインの前に、ナイフが運ばれ、
好きなナイフを選ばせていただけます。
こういう演出は、メインへの期待感が高まります![]()
メインは、サーロインのロティ。
しっかりした赤味は、噛むほどに味わいが増し、
ごぼうのピュレが、お肉の力強さに非常によく合います。
さすがにお腹一杯になったので、
チーズはやめて、サラダをチョイス。
シンプルなサラダに、カラマンシーのヴィネグレットが
実に爽やか。これは家でもマネしてみよう!
お腹がいっぱいでも、
デザートは別腹。スノーマンの中には、
苺とバナナのムースや、ココナッツ、ミントなどのジュレが
入っていて、周りのメレンゲも甘さ控え目で美味しい。
次のデザートは、
洋梨が入ったモンブラン。
カップの中で、軽やかに仕立てられています。
最後はミニャルディーズの盛り合わせ。
このレストランのお料理は、物語を辿るような、
ストーリがあります。
その物語の中に、入り込んだような時間を過ごせる、
素晴らしいレストランでした。
こんな可愛いバースデイプレートも
作っていただきました![]()
ロウソクに見立てたオレンジのチュイルも、
周りのお花も、全部食べられます。
今年も、ほんの少しづつでも、
前に向かって、歩いていければいいと思います。
来年の誕生日に、
納得して歳を重ねられるように。

