私が社交ダンスを始めたという話をすると、
「深雪らしいねーー」という反応と
「え意外」という反応の2通りがある。
バブル世代の私は、もちろんディスコ世代で、
もう、踊れや踊れやの時代を過ごしているので、
「私は、踊れる」(断言)
と、思っている人が多い。
口には、出さなくても、多いはず!
で、気軽に始めた社交ダンスだけど、これがまた、
えらく、難しい。
同じステップを、何度も何度も何度も何度も
教えられても、
覚えられない
アホか?私
と、思うが、覚えられない
でも、先生は何度間違えても、
「さあ、もう一度」とにこやかだ。
そんな中で、私は大発見してしまうのである
初めてのことは、難しい
初めてのことは、覚えられない
初めてのことは、何度も間違える
出来ないと、悲しい
出来ないと、めげそうになる
出来ないと、がっかりする
それって、
何もかも初めてずくしの子供と一緒だ
ああ、わが子も、こんな毎日を送っているのか
それなのに、私は
「何度言わせるの!バカっ」
と、一喝している毎日だ。
もし、私がダンスの先生に、
「あなた、何度も間違えて、バカみたいです」
と言われたらどうだ
・・・・ショックで気絶するな。
ああ、私はそんな衝撃を、毎日子供達に、
弾丸のごとく、くらわせていたのか
すまん、子供達
子育てというのは、まず頭で考えて、
実践しようと試み、うまくいかずに感情的になる。
という構図で出来ている。
親も、外の世界で『初めて』を経験することによって、
じかに、子供の気持ちに寄り添えるのだと思う。
本当は、やたらに怒ったりすることが、
育児の『手抜き』なのだ。
それは、分かっている。それでも難しい。。
週に1度の社交ダンスのレッスンで、学ぶべきことは、
まだまだありそうです。
竹内先生、これからもよろしくお願いします