パリからTGVに乗り1時間半。
さらに車で1時間ほど走ると、
フランスの庭と呼ばれている美しい街、
Le val de loire に着きます。
日本人がほとんど訪れたことがないという、
その街に、とてもエレガントなゲストハウスがあります。
Le Moulin Bregeon
おとぎの国に迷い込んだような景色
立ち止まって、方向を変えてカメラを向けると、
どの角度から撮っても、ポストカードのよう。
私が泊った部屋は、
ハリウッドの有名人もお忍びで来るという、
アンティークの家具に囲まれた、
とてもロマンティックな空間でした。
お部屋から見える風景は、こんな感じ。
ここ数年「パワースポット」という言葉をよく聞きますが、
ここって、もう、目に入るもの全てが、パワーに満ちていて、
脳が、シャカシャカシャカと、初期化される感じ。
「夢のような場所」ではなく、
「今までの生活が夢だったのではないか」
という、不思議な感覚にとらわれます。
「ふー、悪い夢を見ちゃった。さあ、顔を洗って、
お花でも摘みに行きましょう」
って事で、今までの生活が終了して、
何もかもリセットされても、気がつかず、そのままここに、
居続けてしまいそうな気すらする。
だって、私、どうしてここにいるのよ?!
もう一度、顔を洗って、思い出そう。
そう、私はこのオーベルジュのシェフに、
お料理を教えてもらいに来たのでした。
森と、どこまでも広がるブドウ畑と、麦畑に囲まれた
この場所で、ニワトリたちが産んだ卵を使い、
庭のハーブを摘み、新鮮な野菜を使って、
アンティークのキッチンで、シェフと一緒にディナーを
作るのが、目的でした。
その様子はまた、明日。