幕張メッセで行われている
『FOODX JAPAN2011』
このイベント、なんだか入場基準が細かくて、
関係者以外は入場禁止で、更に、チケットを持っていても、
名刺が2枚ないと、入場できないのです。
名刺入れを忘れてきた私は、
手帳や、財布や、定期入れの中を、探しまくり、
なんとか2枚の名刺を提示。
幕張まで来て、名刺を忘れて帰るなんて
おバカな事にならなくて、よかったです
会場は、『食』に関係する国内外の企業やメーカーが、
商品を紹介したり、テーマごとにセミナーを行ったりしていて、
なかなか興味深かったです。
特に外食産業の分野は、すごいですね。
「湯で置き」できる麺とか、(時間が経っても、まるで打ち立ての歯ごたえ!)
薬膳のシーズニングとか、(ふりかけるだけで、薬膳料理!)
溶かすだけで、濃厚な中華スープとか。
手をかけ、改良し、新しい調味料を作り、
画期的な製法を生み出し、
きっと、食の分野は、これからもどんどん進化していくのでしょうね。
ただ、私は、
『食の進化』は、もしかして『味覚の退化』にも
繋がってしまうのではないかという危険も感じています。
利便性と味の追求、栄養素と環境問題。
私の教室では、どのような食材をどのように調理し、
何を伝えたいのか。
そんな事を、今日はちょっぴりまじめに考えた一日でした。