数年ぶりに、映画を見ました。
『ジュリー&ジュリア』
アメリカの有名料理研究家のジュリアと、
ジュリアに憧れて、彼女の料理本を全て作り、
ブログに綴るジュリー。
「そうだよねー、料理を作る時ってこんな気持ちだったんだよね」
と、しみじみ思い起こさせてくれる物語。
2人の料理に対する情熱と、その妻を見守る夫の愛情が、
じんわり温かい気持ちにさせてくれます。
そういえば、私がコルドンブルーの東京校に通っていた時、
バターたっぷりのフランス料理を、
ほとんど毎日、「おいしい、おいしい」と言って、
食べ続けてくれた主人も、あの映画の夫達と同じように、
胃もたれで、陰で胃薬を飲んでいました。
私のささやなな毎日も、
映画の彼女達と同じように、
たくさんの愛で支えられていたんだと
改めて気付かせてくれた、素敵な映画でした。
お料理上手になるには、
愛する人のために作ること。
恋人でも、友人でも、両親でも・・・
今日は映画のように、
ブフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮)にしようかな。