横浜といえば、中華街ですが、
先日、某老舗店の本店に行ったら、「 」
という残念な思いをしたので、しばらく中華街から、
足が遠のきそうです。
あのお店も、以前は美味しかったのだけど・・・
まあ、いろいろ事情があるのでしょう。
ということで、本日は美味しい中華料理のお店。
『元町 エピセ』
元町のメイン通りにある、ゴディバの裏手すぐにあるお店ですが、
知らないと、絶対分からない!
目の前に立っても、通り過ぎてしまう、小さな(そして分かりにくい)
看板!! 地下だし、入口の扉もあまりフレンドリーな感じがしない。
私の行きたいお店はここだっけ?
と、なんとなく不安になる。
この不安を、食後にお店の人に伝えたら、
「それで、いいのです!」
と、ばん!と胸を張っておっしゃる。
もともと、地元のお客さんが多く、大きく宣伝しなくても、
地道にしっかり営業したい、とのコンセプトらしい。
その言葉通り、
美味しいーー
ちょっと、ちょっと、このお店いいよぉ
店内は、少し暗め。
いただけるお料理は、少しフレンチがかった、ヌーベルシノア。
どのお料理も、ワインとの相性が抜群で、
もちろんワインリストも充実。
まずは、前菜。
中華の前菜って、どこでも一緒で、美味しいも不味いもないけど、
なぜか、いつもテーブルの上に乗ってる。というイメージですが、
ここは、前菜から、どれも手がかけられて、しっかり美味しい。
たとえば、イベイコ豚の塩チャーシュー。
たとえば、寒ブリの四川風タルタル。
たとえば、生クラゲの老酒漬け。
これだけで、ビールが進んじゃいそうでしょ
アンコウの唐揚げ。生姜とネギのソースがたっぷりかかっています。
添えてあるのは、柚子と大豆の泡。
酢豚は、お箸で切れるほど、トロトロ
麻婆豆腐。マーボーは四川風が一番好き。酸味辛味もちょうど良い。
野菜のタンメン。使っている野菜にもこだわりがあるようです。
デザートもちょとだけ食べたいなあと、思っていたら、
盛り合わせにして下さいました。
なんでもいいから甘いもの。ではなくて、ちゃんと中華の締めに
合うデザートたち。こういうの、嬉しいですね。
よく聞けば、こちらのお店、西麻布にあったエピセの
後藤力也シェフが開いたお店で、横浜の「アーベレーヌ」とも姉妹店
だということ。
とても大柄な後藤シェフが、
「そんなに、美味しいって言わないでください。プレッシャーに
弱いので。そんな、そんな、だめですよ。言わないで下さいって、
いやー、困ったなー」
と、汗をかき、謙遜する姿がちょっと面白かったです(笑)
でも、本当に美味しい
また行きます!