村上春樹とブルーベリーマフィン

もう村上春樹さんの新刊読みましたか?

 

 

74歳と思えぬ筆力。

今回もぐいぐいと引き込まれました。

「村上春樹の本て、難しくてよく分からない」

という人もいますが、

村上春樹の本は

「読む」のではなく「浸かる」のです。

内容を理解するのではなく、

あの芸術のような心地いい文章に浸かる。

温泉と一緒。

効能はよく分からないけど、

気持ちいいから入ってる。

ついまた通ってしまう、というのと同じです。

村上ワールドもスーパー銭湯も、

大きく分けると一緒だと思う。

(ハルキストに怒られるか

 

10代の頃に初めて村上ワールドに足を踏み入れた

私にとっては、あの文章すべてが青春でした。

とくに、食べ物の描写が大好きで、

『薄く切ったキュウリのサンドイッチ』

なんて、どんだけ素敵な食べ物なんだ?!

って思って、自分で作ったけど、

ただの『キュウリがはさまったパン』

でしかなかった時の、自分の凡人さにがっかりしたものです。

 

そんな経歴から、

村上春樹の本を読んだら、料理を再現する。

という遊びにハマっています。

必ず、料理を作って食べるシーンが出てくるんだよね。

今回は『ブルーベリーマフィン』

 

たぶん、こんな感じかなと思いながら作るのが楽しい。

 

 

もちろん、ブラックコーヒーと一緒に。

 

 

ブルーベリーは、ドライタイプかな?とも

思ったけど、あるシーンでやっぱり生の

ブルーベリーか?と思ってフレッシュのものを

使ってみました。

 

 

もう少しアメリカンスタイルのほうが、

イメージかなあと思いつつ、

他にもパスタを作るシーンもあったので、

それはまた次の機会に。