本とお菓子

テレビドラマを1時間、見る時間は取れないので、
娯楽は、もっぱら読書に頼る生活のため、
よく図書館に行きます。
先日借りた、辻村深月さんの
『東京會舘とわたし』を読んでいたら、
食べ物の描写が魅力的で、
「すぐに東京會舘のレストランを予約したい!」
って思ったら、現在建て替え中なのですね。
この本がベストセラーになってから、
東京會舘系列のレストランに行ってみようと
思った人も、きっと多いと思います。
もともと、東京會舘の焼き菓子は、
ホテルの名を冠したお菓子の中でも、美味しいと
思っていましたが、本を読んで、製造過程の背景を
知ったら、久しぶりにプティフールを食べたくなって、
デパートで購入しました。
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パイナップルが入った『ガトーアナナ』と、
プラリネクリームをサンドしたソフトクッキー。
ガトーアナナのパイナップルは、シロップで
1週間かけて煮ては冷まし、繊維が溶けるほどに
煮込んでから、バウンドケーキに練り込むのですって。
知らなかったなあ。
作り手の想いを知ると、
小さなプティフールが重みを増すように、
味わいの豊かさを主張するような気がします。
東京會舘が新しくなったら、
家族で、おめかしして、ディナーに行ってみようっと笨ィ