おいしい毎日@パリ⑨

パリでのおいしい毎日⑨
最後にご紹介するのは、6区にある
  『アガペ シュブスタンス』
  
    DSCN0133.JPG
元、星つきレストランのシェフ達が、
ビストロスタイルのお店を次々と出しているようですが、
こちらのシェフも、『アルページュ』のセカンドという、
華麗な経歴をお持ちのようです。
長いカウンターでの横並び。
これは、もしかして、日本の鮨屋のイメージ?
と、私が思ったのは、
最初のアミューズが、鮨 だったから。
DSCN0138.JPG
はい。これ右斜め上
マシュマロのような白い餅のようなものは、すし飯の味!
中には、酢でしめたサーモンが入っていて、
ハーブフラワーのチップを乾燥させて、
海苔のように、まぶしてあります。
日本人的にはどうか? というと、
これが、全然OKグッド(上向き矢印)なのよ! 
『奇抜なアイディア』ではなく、
『チャーミングな1皿』になっているのが素晴らしい!
DSCN0140.JPG
DSCN0139.JPG
どのお皿も、アートのようです。
私が案内していただいたのは、
シェフの目の前の特等席exclamationシェフズテーブルexclamation×2
DSCN0137.JPG
目の前で、絵を描くように、料理を仕上げていく、
シェフの姿を正面から見れるのは、
この席だけです。 ラッキーるんるん
DSCN0136.JPG
DSCN0142.JPG
DSCN0145.JPG
DSCN0146.JPG
DSCN0149.JPG
料理は、お任せのコースのみ。
私は軽めのコースを選びましたが、それでも、
10皿以上出てきました。
少しづつ、美しいお皿が出てくるのも、
日本の会席に通じるところがあるし、
なにより、これだけ、アーティスティックなのに、
素材の味が、壊されていない!!
むしろ、素材の味を引き立たせ、
中には、元の素材を遥かに超えて
美味しくなっちゃってるものもある。
すごいなあ。
これが、今のパリのお料理なのですね。
1日3回、胃薬を服用し、
痛みどめ持参の旅でしたが、
あまりにも真剣に食べ続けた為、
緊張感で、体重が減っていました。
食べても食べても、
まだまだ食べたいものばかりで、
底なし沼のような、魅惑的な国。
また、訪れる日まで、
胃も肝臓も、健康でいたいと思います。