インドネシアのお土産で、とても珍しい
『イタチのコーヒー』をいただきました。
このコーヒー豆は、イタチの糞から取り出したもので、
現地でも、1杯3000円位する、
とても高価なコーヒーだそうで、
確かに、その手間(?!)を想像するだけでも、
値が張りそうである。
少し、調べてみると、
もともと、インドネシアはオランダ統治下時代、
コーヒーを飲むことを禁じられていたらしく、
どうしても、飲みたい人が、ジャコウネコから排出された
豆を精製して飲んだのが始まりだということだ。
そこまでしても、コーヒーが飲みたかったという、
その貪欲さが、独自の食文化を作り上げだのだ
日本だって、最初に納豆を食べた人は、
何を考えていたんだと思うくらい、
常軌を逸脱している行為だったと思われるが、
今となっては、日本の誇るべきな伝統食だ。
世界の食文化は常に、食いしん坊が生み出す
で、この『イタチコーヒー』
苦味の中に、かすかな甘みを感じ、
独特の風味が、余韻として長く残る味わい。
マスカルポーネのムースを作って、
一緒にいただきました。
クリーミーなデザートとの相性がとてもよい感じ
貴重なコーヒー、ごちそうさまでした。