レシピ作りの仕事の中でも、お教室用のレッスンレシピは、
時間内に4品をタイミングよく作らなければならないので、
1品づつは、完成していても、全体のバランスが悪いと、
もう一度、最初からメニューを組み直す。
ということも、しばしばあり、
月の後半になると、自宅のキッチンには、
ぴりぴりとした空気が漂い出す
「ママー、お教室のお料理考えているの?」
と、次男が恐る恐る、様子を見に来る。
お教室のレシピが完成しないと、
母の機嫌が悪いので、子供にとっても大問題なのだ。
「ママ、これ美味しいから、お教室で使ったら?」
と、差し出したのは
コアラのマーチ
コアラのマーチって・・・
これ以上、どう変化もつけられないんですけど・・
次男「じゃあさ、まわりに、あんこつけて、丸くして、
チーズで巻いたら?」
確かに、コアラは隠れるけどさ、
遭難用の非常食じゃないんだから・・・
レシピの独創性とか、創造性とか、
そーゆーものが必要なわけよ。
次男「・・・じゃあ、アイスかける?」
協力しようとしてくれる、気持だけ頂いておきます
さて、そんな日常の中から作りだす
『お洒落感のあるレシピ』は、
たとえ育児に翻弄されていても、仕事で忙しくても、
手軽に作っていただけるよう、工夫してあります。
今月は
レーズンとクルミのパテの前菜から始まり、
クスクスとクレソンのサラダは、酸味を利かせて
少し、スパイシーに。
メインは、帆立と海老のアメリケーヌソースに
赤パプリカのピラフを添えました。
デザートは、苺たっぷりのジュレ。
そろそろ、来月のレシピの追い込み期間。
来月も美味しいレシピをご用意して、お待ちしております。