初めて、キッチンバサミの存在を知ったのは、
25年位前。
ホームステイ先のアメリカ人のお母さんが、
鼻歌交じりに、豚肉の塊をハサミで
ジョキジョキと豪快に切っていた。
食材を、ハサミで切る人を見た事なかった私は、
大きな衝撃を受けて、
この驚きを、拙い英語では表現しきれず、
日本から持参した包丁で、玉ねぎをみじん切りにして見せた。
包丁を使って『みじん切り』なんて技を見たことない
アメリカ人のお母さんは、私と同じくらい衝撃を受けていた。
お互いに「あり得ない」と、肩をすくめて、
食文化の違いを確認し合ったのである。
そして今。
もちろん、私のキッチンには、キッチンバサミがある。
それも3本も。
離乳食や、幼児食を作るのに、キッチンバサミは
必需品となり、ハーブの枝を切り分ける時や
お弁当作りにも重宝する。
そして、食材そのものを切る。という目的なら、
この カーブキチンバサミ がおススメ
このカーブがあることによって、
食材が、滑らず、ハサミから逃げないので、
鶏肉なんかも、ザクザクと切れる。
できあがった料理を食べている途中に
「もっと小さく切ってー」と騒ぐ子供のいる家庭も、
(うちです)ちゃちゃっと切れるハサミは便利。
きっと介護食にも役立つと思われる。
そして、
「包丁とか、まな板とか、面倒でやってられない」
という若者には、
カーブキッチンバサミと、ビニール袋だけで下ごしらえし、
後は、油で揚げるだけの唐揚げなんていうのはいかが?
レシピは こちらで紹介しています
「油の後片づけも、面倒なんですけどー」
と言わずに、作ってみてね。