横浜 関内にある天ぷら屋さん『天富』
先日、夜のお食事に伺いました。
東京のてんぷら『近藤』や『深町』などに比べると、
ちょっと懐かしい感じのする、
昔ながらの天ぷらでした。
揚げたての天ぷらというのは、
焼き立てのパンと同じく、
ほとんど、必ず、美味しい
という黄金のルールの基、
おまかせで、出てくるネタをつまみ、
日本酒を飲みながら
「政治と金の問題は、この際切り離すべきか」
という、渋い話題が似合うようなお店である。
まあ、たまたま周りのお客さんが、
会社役員 みたいな人ばかりだったせいかもしれないが
役員でも、重役でもない、ただの主婦の私は、
家に帰って、美味しかったネタを
後日、地道に再現。
山芋をすって、大葉で包み、そのまま揚げる。
粉も、衣もつけないの。
簡単でしょ。
長芋だと、柔らかくてまとまらないから、
大和芋のように、ねばりが強いものがお勧め。
塩とレモンでさっぱりと
ビールを飲みながら、
「消費税が上がるのも、いやよねー」
と、庶民的な話をしながら、家で食べる天ぷらも、
なかなかよいものです。