麻布十番の注目イタリアン
『イルマンジャーレ』
こちらのディナーをいただきました。
前菜の生ハムの「フラン」という説明だったけど、
どうしても、フランと思えず、「フランかなあ?」と
言いながら食した1品。お店の方がフランと言うならフラン
です。フランぽくないフランだけどフランなのです。
生ハムのエッセンスが効いて、美味しい。
食前酒のスプマンテにも合います。
スプマンテを飲みながら、今日のワインを選んでいただいたのですが、
お店のマネージャーさん、いちおしが、
こちらのワイン。
『DONNAFUGATA』
というシチリアのワイン。
こちらの、マネージャーさんは、このワイナリーに思い入れが
強いようで、熱くワインの説明をして下さいました。
ラベルが素敵。このラベルのコレクターもいるんですって。
フォアグラのポアレを人参のピューレと合わせたものや、
海老ととウニを使ったカルパッチョ、
鯛とゆり根のスパケッディ、
メインは、鶉のロースト。
写真にしちゃうと、なんか似た感じの表情に
なっていることに気が付くのだけど、
そこが、イタリアン
シンプルが信条。複雑な事は考えなくてよし
それに私は、イタリアンを食べに行く時の、
いちばんの楽しみはパスタなのです。
そして、今回1番記憶に残ったのは、
冷たいカルボナーラのトリュフ添え
これは、美味しかった
クリーミーなスープ状のソースに、半熟玉子がとろりと混ざって、
コシのあるスパケッディに、しっかりからむ
よく見ると、ソースの中にコンソメのジュレが細かーく
混ぜてあり、濃厚なソースなのに、軽やかにフォークが動く。
トリュフの香りと食感が幸せ
そして、「このパスタには、是非こちらのワインを」
と、マネージャーさんがグラスで持ってきてくれた、こちらのワイン
これが、また、凄まじくスパケッディに合う
もう、このワインは、このスパケッディのためにある
というか、もう、このスパケッディにしか合わない
て、いうくらいの、完璧なマリアージュ
さすが鵜野シェフのスペシャリテです。
そして、最後のデザートの前に、
マネージャーさんが新しいワインのグラスを、
持って来て下さいました。
『DONNAFUGATA』
またまたお勧めの、こちらのシリーズ
デザートワインで、マスカットの甘い香り。
貴腐ワインのようですが、貴腐ワインではないのです。
こちらも、しっかりと説明していただいたのですが、
すっかり酔っ払ってよく覚えていないのです
やっぱり、ワインラベルが可愛らしくて、
「子供の絵本に出てくる絵のようだわ・・むにゃむにゃ」
みたいな感じで、デザートの写真も撮り忘れました
でも、マネージャーさんと、このワインの事を
ブログに書くお約束をしたのでした。
『DONNAFUGATA』
イルマンジャーレのマネージャーさん、お勧めのワイナリーです
ごちそうさまでした