先月、キッチン・バス工業会主催の川柳募集で、
私の書いた川柳が優秀賞に選ばれた話を
ブログにも書いたのですが、その川柳
「みそ汁の 香りで目覚め それ神話」
これは、うちの主人がつぶやいたものではないか?
という大変な誤解
が、密かにささやかれているらしく(?!)
こりゃ、お料理教室主宰者としては、
大問題だ
もちろん、あの川柳はフィクションです
なので今日は、我が家の、主人のための朝食を紹介
和朝食といえば、メインは干物でしょ、やっぱり。
前日より鯵をひらいて、干物を作るじゃーん
既に嘘っぽい?!
ほんとう、ほんとう
鯵をひらいて、内臓とえらを取り除き、流水できれいに洗います。
骨に沿って切り開き、頭も、ざっくりと包丁を入れます。
(子供用には3枚おろしにしておくと、後で食べやすい。)
バットに、調味液を作ります。
水 2カップ
塩 大さじ1
酒 大さじ2
みりん 小さじ1
この調味液に、水気を拭いた鯵をつけて、30分そのままおきます。
30分経ったら、調味液を拭いて、洗濯ばさみではさんで、つるす。
・・・・・
日本の食文化に文句をつけるわけじゃないけど、
この風景、・・・かなりダサい
本当は、このまま日陰につるして、
半日くらい、ぶらんぶらん させてるとよいのだけど、
朝まで、もう時間もないことだし(真夜中です)
ここは、脱水シートにくるんで冷蔵庫へ。
翌朝
いい具合に水分が抜けた鯵を焼き、
その間に、大根おろしと、出し巻き玉子を作ります。
おみそ汁は、もちろん出汁からとり、
炊き立てのご飯と、お新香と小鉢をつけて、
「ご主人様朝食の準備が整いました」
嘘っぽい・・・
なぜだろう・・・
でも、手作りの一夜干しは、本当に美味しいですよ。
お刺身用のお魚を使うので、新鮮だし、
身がやわらかくて、ふんわりしています。
1週間に1度、いや1ヶ月に1度、
まあ、1年に1度くらいは、神話的朝食を!
日本人ですから