食の力

子供が幼稚園くらいの頃は、毎日育児に悩み、

迷っていただのけど、先輩ママの料理家は、みんな、

「料理だけ、ちゃんと作っていたら、絶対大丈夫!」

と、言っていました。

料理を3食作ったからといって、問題が解決するわけでもなく、

育児の不安がなくなるわけでもないのだけど、

とりあえず、できることが他にないので、料理だけは、それなりに

作っていたように思います。たぶん。

でも、仕事して子供が小さいと、『ちゃんと』作るって、とても大変です。

家事の中で、最も負担が大きいのは料理ですから。

『ちゃんと』じゃなくても、冷蔵庫の中の野菜を炒めるだけでも、

朝、塩麴に漬け込んだ魚を焼くだけでも、なんでもいいので、

とにかく「親が料理を作る」という行為が、大事みたいです。

これは、想像を遥かに超えて、効果があります。

じわじわと効いてきます。時間がかかりますが確実に

良い作用があります。

子供を育てて、『食の力』を改めて実感しています。

 

ただ、ひとつ問題点。

先輩ママの料理家は、

「ちゃんと食べさせたら、頭のいい子になる」

と、言っていましたが、そこ!。そこな!

そこのところはまだ、全く効果が見られず、『食の力』の限界を感じる

残念な部分ではあるのですが、いやいや、これはきっと、

私の実力不足でもあります。

まだ、育児も経過途中。まだまだ『食の力』を信じて、

テストの結果への怒りは、黙って明日の弁当の握り飯に込めよう。

 

今日の夕食は、カチャトーラ夏バージョン。